- 2022-06-09
- 2022-06-12
3.11から1年の日に旅立った老犬マル【原発被災地の犬物語】
私が飯舘村の犬猫を訪ねはじめた頃の印象深いできごとです。 3.11から1年の日に亡くなった老犬「マル」。 雪夜に犬小屋でひっそり横たわるマルの姿に、私は人だけでなく犬猫もまた原発事故の被害者と感じました。 3.11 から1年 原発被災地でひっそり旅立 […]
私が飯舘村の犬猫を訪ねはじめた頃の印象深いできごとです。 3.11から1年の日に亡くなった老犬「マル」。 雪夜に犬小屋でひっそり横たわるマルの姿に、私は人だけでなく犬猫もまた原発事故の被害者と感じました。 3.11 から1年 原発被災地でひっそり旅立 […]
私が原発被災地へ足を運ぶようになって最初の春、うたは4匹の子猫の母になりました。 原子力発電所の事故から1年経った2012年のことです。 飯舘村の犬猫の保護や給餌をするボランティアがまだ少なかったこの時期、猫を巡る深刻な問題が起こっていました。 それ […]
飯舘村で出会った猫で、私が特に深く関わった印象深い1匹が「うた」。 2012年2月から2016年4月まで、私はうたのいくつかの転機に関わりながら、彼女を心配をしていました。 「飯舘村にはおよそ200の犬と400から500の猫が住人の避難後に取り残され […]
原発事故被災地の犬猫と言えば、原子力発電所近隣に取り残された犬猫を思い浮かべる方が多いと思います。 そこでは数日で帰れると思いバスに乗り込んだ住人が、そのまま長期間自宅に近寄ることさえできなくなりました。 そして数多の悲劇が起こりました。 飯舘村の犬 […]
被災地飯舘村、犬猫の暮らす庭で抱いた違和感 2012年2月19日 それまで人の暮らしの痕跡を意識したことさえありませんでした。 しかし、それが失われると目に映る光景はまったく違うものになります。 荒れてはいないけれど人の手が入っていない庭。 しばらく […]
2012年2月19日 飯舘村で私が最初に出会った猫「ピンキー」 人の営みが消え時間が止まったかに映る庭に姿を現した彼女は、まるでパラレルワールドから迷い込んできたようでした。 はじめて福島の被災地を訪れた日 私がはじめて飯舘村の犬猫を訪ねたのは201 […]
多くの人と犬猫の日常が奪われた被災地 あなたが犬や猫と暮らしているなら、毎日彼らの名前を呼んでいると思います。おやつをねだったり丸くなって眠ったり、犬猫の姿にあなたの頬は緩んでいるのではないでしょうか。そんな当たり前の日常がある日突然なくなるなんて、 […]